東京ディズニーランド・アドベンチャーランドにあるこのアトラクションは、実際に蒸気機関車を使ったとても本格的なものです。

皆さん、「開拓時代」という言葉を知っていても、時代背景だとか、
だいたい何年ごろなのか、またはどこの国でのことなのか。
知らない方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、ウエスタンリバー鉄道で触れられる開拓時代要素をもとに、
開拓時代についてお送りします。


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こちらの駅舎は、「サファリ・トレーディング・カンパニー」という会社が持っていて、同社はジャングルクルーズも所有している設定のため、同じ建物にあるそう。



その1 開拓者を支えた蒸気機関車

「蒸気機関車」、ほかに大量輸送手段がない開拓時代では、人や物の移動には欠かせない存在でした。

ディズニーリゾートのアトラクションというのは、大半がシステム制御ですが、
なんと、ウエスタンリバー鉄道は、「ボイラー技士免許」を持つ、
メンテナンスキャストの方が実際に速度などを調整しながら運行
されているのです。

ウェスタン列車Ⅰ
引用元:キャスティングセンター

蒸気機関車は、開拓時代には発展していたアメリカ東部と、
「フロンティア」であった、アメリカ西部を繋いだ「大陸横断鉄道」にも使われていました。


かの有名な「岩倉使節団」も西から東にかけて乗車したといわれています。
もしかしたら、彼らが日本人で初めて大陸横断鉄道に乗ったのかもしれませんね。

この大陸横断鉄道は、西部の発展に大きく寄与しました。

その2  当時の交通

開拓時代に入り、最初に出てくるのは「スティル・ウォーター。ジャンクション」という駅。

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開拓者たちは、このような駅で降りて、蒸気機関車よりもさらに小さい輸送力を持つ、
「駅馬車」や「馬車鉄道」と呼ばれる交通手段に乗り換えて各地に赴くのでした。


人がいるところは発展し続けるので、やはりこれらの交通手段も開拓時代を支えました。

日本でも、馬車鉄道(または軌道)は北海道開拓で活躍しました。

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その3  開拓者の夢


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アナウンスでも紹介されますが、「開拓者は夢を持って」この地に移り住みます。

アメリカ西部にはたくさんの開拓者が、
ヨーロッパや、アメリカ東部から1860~1890年にかけて移住してきました。


後述しますが、開拓時代はカリフォルニアでの「ゴールドラッシュ」も関わってくるんです!


その4 インディアン

「先住民」や、「ネイティブアメリカン」、「イースト・インディアン」とも呼ばれる
「インディアン」
実は、インディアンというのは「インド人」という意味を持つのはご存じでしたか?
なぜ、アメリカ大陸に住む彼らがインディアンと呼ばれるようになったのでしょうか。
その所以はコロンブスの時代にまでさかのぼります。

当時、コロンブスはスペインから西回りで「インドを目指す」航海に出ていました。
航海は長いこと続き、船員たちは疲弊していました。そこに現れたのが「アメリカ大陸」です。
コロンブスは、島々(西インド諸島)や先住民にインドに関する名前を付けるのです。
ここで誕生したのが「インディアン」という名前でした。

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インディアンは、部族ごとにも異なりますが、
狩猟や農業で食料を調達し、犬や七面鳥を家畜として飼って生活をしていました。

開拓者とは、取引も行うこともあれば、争うこともある、利害が今一つ一致しない関係でした。

どの部族もウエスタンリバー鉄道沿線の部族のように、平和に暮らせていたらよかったのですが・・・


その5 サムクレメンズ砦

しばらく進むと、サムクレメンズ砦が見えてきます。
設定では、騎兵連隊が駐屯しており、彼らが島を守っているそうです。

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当時の西部は社会道徳性が低く(もっとも、開拓者精神が旺盛でしたが)、
野盗やその他の敵に対する防衛手段や治安維持の拠点として砦が使用されていました。

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経済流通(隊商)の保護や部隊の駐屯にも使用され、今のように連隊長が居眠りしていることは、
あまりない例なのではないかもしれませんね。

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連隊長の執務室で居眠りしています。


その6 ゴールドラッシュと蒸気船

1848年、カリフォルニアでゴールドラッシュが始まりました。

200人ほどしか存在しなかったカリフォルニアの小さな開拓地「サンフランシスコ」は、
数年後には4万人弱の都市にまで成長したんです。

ディズニーランドにある「ビッグサンダーマウンテン」は、
ゴールドラッシュを象徴する金鉱山です!


ビッグサンダーマウンテン
引用元:公式サイト

アメリカ人はもちろん、開拓者のために商品を運んできた船の船員たちも脱走して、
鉱夫になったといわれているんですよ。

そして、蒸気機関車以外の交通手段として「蒸気船」も出てきました。

蒸気船1
引用元:公式サイト

さらには鉄道も延伸され、カリフォルニアをはじめとした西部の発展につながっていきます。


まとめ

歴史的背景を踏まえてみると、また違って見えるこのアトラクション。

たまには、リアルなディズニーの装飾品や設定に思いをはせてみるのもとっても楽しいですよね!

是非とも、スタンバイレーンや、細かな装飾品に目を向けて、奥の深い世界にのめりこんでみては?



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